制振装置による地震対策

地震大国日本。今も日本のどこかで地震は起こっている。
大きな地震としては誰しも忘れられない、忘れてはいけない2011年の3.11。
なにもかが奪われ、今だ前のように復興はしていない。今も被災している人は数多くいる。

二度とこのような地震が起きてほしくはないが、今後も大きな地震が起きるであろうという予測は研究者が発表している。
この、予想だにできない災害にどう立ち向かっていくのか?どこまで地震対策を行えば万全といえるのだろうか?
その答えは永遠に出ないかもしれない。
なぜなら、あの3.11の時も予想をはるかに超えた地震と二次災害の津波という恐ろしいことが起きてしまったからだ。
ただ、このまま何も対策をたてずにということはない。

最近では、高い建物が続々建築されている。
大阪あべのハルカスの300m。こんな高い建物地震がきたら大丈夫なのか?
地震対策には、耐震・制震が施されている。耐震とは、文字通り、地震の力に対して構造で耐えられる技術である。
地震の力を受けても建物が倒れないようにする。耐震壁というものを配置して、筋交いなどで補強する。

制震とは、地震動をエネルギーとして捉え、
建物自体に備えたエネルギーを吸収する構造により地震が来てもその力を抑制するようにする技術である。
建物の揺れを抑えて、損傷を軽減する。何度も揺れることに対しての対策でもある。

このように地震対策の為に『制震』を一つの軸として、様々な制震装置を開発する会社も増えています。

■木造住宅用制振装置<制震>の販売及び配置設計を行う企業
日本制震システム株式会社

制震の手法にはパッシブ、セミアクティブ、アクティブも3つがある。
パッシブ制震は、揺れを吸収する装置を建物と一体化させるのである。
動力が不要で、仕組みがとてもシンプルで巨大なスペースもいらないというメリットがある。

セミアクティブ制震は、少しのエネルギーが必要となる。
コンピュータの制御によってよりパッシブよりも振動の軽減を実現させている。

アクティブ制震は、建物に設置した機械装置を使って揺れを抑える。
振動に対して反応が早く、振動を制御する効果がとても高いといわれている。
あべのハルカスの耐震水準は、震度5弱の地震には被害なし、震度6弱~6強たと少しの被害、
南海地震などの大規模な地震に対しても小規模被害で終わるであろうと予測されているほど、
高性能な耐震、制震技術が施されている。

Comments are closed.