進化する映画館

私の唯一の趣味は「映画観賞」である。
それは履歴書などで趣味を書く欄に、特に趣味もないから
無難に映画観賞や音楽鑑賞と書くノリとは違い、本当に映画が好きで、
以前は月に10本観ていた時期もある。

それが子育てをしていると、なかなか映画を観に行くことが出来ない。
そういったこともあり、世間では映画離れも増えて来ているのではないかと思えたりもする。
そこで映画館にも保育士が常駐する託児所があれば良いのに。と、
私は子育てをする前から思っていたのだが、調べると託児ルームがある映画館は
実際にも何か所かあるようだ。ただ料金が高い。
これでは気兼ねなく預けるというわけにはいかない。

そこで知ったのは、
まだ落ち着きなく、じっとしていられない子どもと一緒に
映画を観ることが出来る上映回がある映画館が数多くあるということである。
そのほとんどがシネマコンプレックス、つまりシネコンと呼ばれる、
複数のスクリーンがある大きな映画館だ。

その情報を知ってから、私自身2箇所のシネコンでの、
赤ちゃんと一緒に観ることが出来る映画を観に行った。
子どもが怖がらないように、照明は通常より少し明るめで音量も少し小さめ。
赤ちゃんが泣いて騒いでもお互い様という認識の上での鑑賞なので、
あちこちで子どもが泣いて叫んでも、そんなに気にはならずに鑑賞出来たのだ。
スクリーン下にキッズスペースがあり、子どもが自由に映画お構いなしで、
おもちゃで遊ぶことが出来たり、オムツを替えることが出来るスペースや、
1番後の席には授乳スペースもあり、普通にしていれば決して授乳スペースが目に入らない位置に、
お父さんや男性専用席があったりと配慮が行き届いていて驚いた。

しかし、まだ一緒に観ることが出来る作品が限られているので、
本当に個人的に観たい映画を観ることが出来るかというと疑問だが、
少しでも趣味を子どもと分かち合えるということは、やはり嬉しいことである。
こういった子育てする親に優しいイベントなどがあると本当に有り難い。
そういったことから託児所がある映画館もまだまだ増えて行くことを望んでいる。

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